心理カウンセラー
独自の視点から構築した
人の心からアプローチする
心理経営コンサルティング
を武器とする
経営者の為の
プロフェッショナルアドバイザー
-外国為替-
経営コンサルタント 渡辺将史のプライベートblog
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
赤川次郎の作品は本当に軽い
軽いといっても内容が薄っぺらい訳ではなくて、極限まで文章を削って
必要最低限な部分だけで構成されている気がします.
基本的に心理描写の部分、特に登場人物の心の揺らぎや葛藤の移り変わり、
場面の説明文章が非常に少ない作家です。
こういう文体を行間が広いと言うのかな。
読み手にこの辺りは任されているので、会話のネタにもなりますね^^
だから読みやすいし、ファンも多いのかなと思います
小説嫌い、本嫌いでも赤川次郎だけは読めるって人多いです。
ミステリー作家なんですが
僕にはストーリーテラーのように感じられます。
そんな赤川次郎にしかできないだろな、と思えるのが、
若草色のポシェットからはじまる杉原爽香シリーズ
シークェルという、主人公のその後を書いていくシリーズで
一年に一冊リアルタイムに年を重ねて物語が書かれています。
最初が主人公の杉原爽香15歳。今、35歳
20年間書かれているんです。
それも最初からこういう書き方をすると決めて書いてるんですから、出版社によほど信頼されてないと
って、そんな一面からも赤川次郎ってすごいなと思います。
明夫しょうがねーやつだなって、分かる人にはわかる感想ですけど
今はまってます^^
このシリーズは断然レモンスカッシュ片手に読んで欲しいです。
甘酸っぱさと炭酸の刺激が物語の雰囲気によくマッチします^^