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経営コンサルタント 渡辺将史のプライベートblog
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新しい作家に挑戦してみました。
それが今回の伊坂幸太郎「グラスホッパー」
きっかけは所謂ジャケ買い
近頃、オシャレなカバーの本が増えていて
それだけで部屋のインテリアになりそうですが
少し、哀愁漂う暗めのジャケットに惹かれました
中身はというと完全ハードボイルド
この所ハードボイルドを手にする事が多い気がしますが
結構好きなんです。
女性受けはあまりしないかなとは思いますが、
ハードボイルド小説で男の世界観を知ってみるのもいいかもしれません
オススメとしては
1つの架空の町を完全に描ききった上に、複数の個性的な登場人物が
それぞれの過去と世界を持って展開する
北方 謙三の「さらば、荒野」から始まる「ブラッディードール」シリーズ
映画にもなった超有名作で、あまり説明する必要が無い
大沢 在昌の「新宿鮫」シリーズ
この二人の作家はハードボイルド入門編としてもオススメです。
どの本を買っても、まぁ外れないでしょう
ただシリーズものは最初から読んで欲しいですけど
この手の本からはお酒の種類や飲み方など、男の趣味について数多く学べます。
こだわりのカッコ良さなんかは完全に影響されてます(笑)
さて、肝心の「グラスホッパー」ですが
複数の殺し屋が独自のストーリーを展開し、段々とひとつの物語になっていきます。
殺し屋も非常に個性的で
特に道路に押し出して殺す「押し屋」、話をするだけで自殺に追い込んでしまう殺し屋
の二人は、文字にすると滑稽ですが、この殺し方だから作品が成立するしっかりと考えられた
ものでした。
ハードボイルドは、やはりバーボン片手に、
夜1人で世界観に浸りながら読む嗜好品と言えるかなと思います。
是非お試しあれ
最新刊、出ました!
今回は関連4冊同時発売です。
千里眼シリーズの続編2冊
千里眼美由紀の正体 上 (角川文庫)
千里眼美由紀の正体 下 (角川文庫)
クラシックシリーズと言って
以前は小学館から出ていた作品のリメイク。
千里眼 完全版 (角川文庫)
そして
アナザーストーリーというのかな
蒼い瞳とニュアージュ 完全版 (角川文庫)
これも小学館から依然出ていたもののリメイク版ですが、
深田恭子主演でドラマ化されます。
実はこの千里眼シリーズの小学館版
作家の松岡 圭祐のこだわりで単行本から文庫になる時に
もう別物といって良いほどの改定が加えられます。
さらに、小学館から角川に出版社が移ってから
以前との関連は基本的に無くなって、新たなスタートとなってます。
それがコレ
千里眼The Start
それなのにクラッシクシリーズとして
また角川で出るのだから
千里眼って
単行本→文庫本→角川クラシックシリーズ
と3段階も書き換えられてるんです・・・
更に催眠シリーズやマジシャンシリーズなど
彼の作品ほとんどが入り混じって物語りに奥行きを加えているので
整理するのが大変ですが、
確実にはまったら抜けられません^^
オススメは
単行本は無視して
まずは小学館の千里眼シリーズから入った方が良いかな
その後角川版
クラシックシリーズは時間ある時
又は角川版の
千里眼The Start から読み始めて、
時間のある時千里眼 完全版 (角川文庫)
小学館は無視
ただ、とんでもなく書くのが早いです。
今は2ヶ月に一度最新刊が出ます。
ついていくのが大変です・・・
これ、とにかく面白いです!
公式blogでも紹介した事ありますが、久々のヒットです。
もう紹介せずにはいられません!!!
そんな訳で、このblogでも書いちゃいます。
この本の中に
世界征服の手順という章があり
そこに
・人材確保
・資金の調達と設備投資
・部下の管理と粛清
という項目があります。
これを見てワクワクしませんか?^^
「世界征服」
このぐらい大きく夢は持ちたいものです(笑