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- 2006.08.07 一問一答2
- 2006.07.20 『経営に勝つ』とは1
- 2006.07.10 団塊の世代の独立
- 2006.07.01 経営者
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近頃、周りにパワーダウンを感じている人が多い。
漠然とした不安、自分に自信を失いかけている人などなど
理由は様々だが心のバランスは日々の生活にも悪影響を与える。
分かってはいるのがだけどこれがどうにも・・・
という感じだろうか。
がんばれ!なんて無責任
自分に自身を持って!なんて出来る訳が無い
綺麗事並べ立てられても、そんなの分かってるし、嘘くさい
だって人はそんなに強くないもの。
眠れないなら寝なければいい
信用できないなら、できる人に出会うまでしなければ良い
無理したから、ちょっと頑張ったから、責任があるから、
自分以外の誰かがいるから、それで疲れたんだよ。
だから、空を見上げよう。
昨日の空の色覚えているだろうか?
目線は心のバロメーターなんだ。
朝、家を出る前に少し空を見てみよう。
最初の一歩が少し軽いはずだ。
そして出来れば熱目のシャワーを浴びて
お気に入りの服を着よう。
軽く香水を纏うのも良いだろう。
いつもよりも念入りに今のベストで外に出よう。
ちょっとした心理療法なのだが
軽いものであればこれだけで変わるはずだ。
それでも気分が沈むなら、まだまだ手はある。
今が最悪、心がマイナスなら上がる余地は十分ある。
人はそんなに強くない。
でも、君のベストは今より高い位置にある。
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次の質問に1つ答え、その理由も挙げてください。
今、財布の中に幾ら入っていますか?
あなたの金銭感覚を知るひとつの手段です。
財布の中身を見ずに答えてください
大前提となる『経営に勝つ』という話をしたいと思います。
『経営に勝つ』というと
テレビ、新聞、雑誌などのメディアでも良く目にする
『勝ち組、負け組』という言葉が思い浮かびます。
しかし、「勝つ為の経営」で言う『経営に勝つ』とは、
まったく定義が違います。
質問をします。
「今日は昨日と同じように仕事を始める事が出来ましたか?」
この問いに「はい」と答えられたあなたは昨日の経営に勝ったのです。
当たり前の事だと思っていませんか?
では、次の日はどうでしょう?
またその次の日も、1週間経っても、
この問いに「はい」と答えられる状況であったなら、
あなたは経営に勝ち続けています。
そう!経営に勝つとは『存在し続ける事』、
つまり『生き残っていること』なのです。
しかし、ただ残っているだけではいけません。
『意思を持って存在し続けること』が必要なのです。
勝ち負けの基準は実に明確です。
勝ちは存続、負けは廃業です。
昨日の経営に勝つのは比較的簡単です。
しかし、これが2年、3年と経って行くと実に難しい。
満足いく世代交代なんて一体何社が経験出来るのでしょう。
運良く世代交代ができても、
次の代で負けてしまうケースの方が非常に多いのです。
3代以上勝ち続けている企業は全体の3%未満といわれています。
それだけ経営に勝ち続けるというのは難しい事なのです。
社長である以上、経営という戦いに終わりは無いのです。
在任中に戦いが終わる時は、
あなたの会社がこの世から消滅する時に他なりません。
先程『意思を持って存在し続ける』と書きました。
この意思とは、あなたの意思のことなのです。
あなたは常に勝ち続ける為により良い選択を繰り返し、
行動し続けなければいけないのです。
あなたは、常に経営者として進化し続ける義務と責任があるのです。
ここ2、3年所団塊の世代の独立にまつわる相談、依頼が多いです。
理由はリストラや夢を諦められない、
第2の人生のスタートなど様々ではありますが、
20代で起業するベンチャー企業とはいささか趣が違うと思えます。
20代であれば、もしも失敗したとしても、
やり直しのチャンスは十分あるでしょうが、
この世代の人達にはもうそのチャンスは殆ど残されてはいません。
自分の息子ほどの歳の僕に頭を下げ教えを請うのだから、
並々ならぬ想いを持っての事ではあると思います。
自分の年齢や立場もそれなりに自覚しているのだから
まさに背水の陣のはずなのですが、
一様にビジョンと現実認識が甘いです。
営業畑を歩いてきた人の中には、
情熱、根性で営業は何とかなると思っている人が少なくありません。
バブルを一度経験してしまった世代で、
特に恩恵だけを受けたサラリーマンには、
未だにあの頃の栄華が頭をよぎる言動が見え隠れします。
地方や中小企業で特に変化の無い年功序列の中で培ってしまった
危機意識の無さは、そうは変えられないようです。
独立は別に悪い事ではありません。
しかし、安易に独立の道を選ぶのもいかがなものでしょう。
経営者というのは、なった人にしかわからない、
とてつもないプレッシャーと孤独な世界があります。
しかも、残念ながら年齢の壁もあります。
後20年全力で走り続ける事は出来ないだろうし、
若い世代であれば夢にかける想だけでも、
協力してくれる人はかなりの数いるでしょうが、
この世代の人には残念ながら限られてきます。
だからと言って悲観するものではないし否定するものでもありません。
若い世代には無い、
経験という大きな武器を持っています。
人脈という武器もあります。
そして高度な教育を受けた土台もあります。
甘えや、つまらないプライドを捨てれば、
ひょっとしたら化けるかもしれません。
景気や世界経済を語るよりも、もっと身近な足元を固めるのが先です。
是非、独立を志す団塊の世代には、もっと現実的な意識をもって
進んでいただきたいと思います。
そして、若い世代に一言。
今の日本を作り上げたのはこの世代とその前世代の人々です。
次の世代である我々は彼らの後姿を見て育っています。
若い世代はこのことにしっかりとした敬意は払ってもらいたいです。
否定するのは簡単です。
しかし、紛れも無く日本経済を支えていたのは彼らなのです。
その事は忘れないで下さい。
団塊の世代がまた息を吹き返そうと足掻います。
自分の存在理由をかけて
経営者とは、
大きな期待と責任を背負い、
自社には並び立つ者のいない孤独な職業です。
そして、経営者には経営者としての考え方、仕事があります。
多くの企業にとって、
経営者はその企業の存続を左右する大きな力を持っています。
経営者が変わらねば企業は変わらないというように、
経営者が勝ち残れる経営力を身につけなければ、
その企業は潰れてしまいます。
実行するべき事が明確になった時、
問題点が明確になった時、
自社に取り入れたほうが良いという事柄にめぐり合った時、
必ず行動してください。
知識は入れるだけでは何も生み出さないのです。
行動してこそ活かされるもの、そう肝に銘じてください。
会社の運命はあなたが握っています。